賃貸の保証金ってなに?
敷金・礼金との違いを知って、損のない引っ越しを!

聞き慣れない人も多い賃貸の「保証金」。
これは契約時・入居時に貸主にいわゆる”担保”として貸主にあずけるお金です。
壊れた設備や汚れた壁など、退去時の物損を原状復帰するための修繕費に充てられるもの。
保証金は古くから関西地方や、九州の一部の地域で用いられてきた習慣であり、これ以外の地域の人にはちょっと馴染みがないかもしれませんね。
保証金と敷金・礼金、何が違う?

引っ越し費用の中で馴染みの深い敷金と礼金。保証金はこの2つとなにが違うのでしょうか。比較してみましょう。
保証金 | 敷金 | 礼金 | |
---|---|---|---|
支払いの目的 | 退去時の室内の物損に おいて、修繕費となるもの。 | 保証金とほぼ同じ。 退去時の原状復帰のため、 担保として預ける。 | 家主へのお礼として払うもの。 敷金とセットになることがほとんど。 |
支払いの タイミング | 入居時 | 入居時 | 入居時 |
返金の有無 | 一定額のみ返金される可能性。 | 補修費用を差し引いた額が返金される。 | なし |
相場 | 家賃の3~6ヶ月分 | 家賃の1~2ヶ月分 | 家賃の1~2ヶ月分 |
若干、保証金の方が高く設定されている印象がありますね。
例えば家賃70,000円の場合、最低でも初期費用として下記金額を、入居時に支払う必要があります。
保証金(6ヶ月分の場合) | 350,000円 |
---|---|
敷金・礼金(2ヶ月分の場合) | 280,000円 |
これに加えて「家賃2ヶ月分を先に納める」という賃貸物件も少なくありません。
保証金と敷金の支払い目的はほとんど同じですが、初期費用を抑えるためにはこの違いを知っておく必要があります。
ちなみに、保証金と敷金・礼金がどちらも請求されることはありません。
保証金の返金制度について

先ほど保証金の返金有無において「一定額のみ返金される可能性」と記しました。
これについて詳しく説明します。
保証金には「敷引き」という、特約が付いていることがほとんどです。
この「敷引き」として決められた一定額は、たとえ修繕費用に使われなかったとしても返金されることはありません。
一般的に、敷引きの設定は「家賃の1~2ヶ月分」が相場と言われています。
つまり、入居時に350,000円を支払い、修繕費 100,000円だった場合、「敷金」であれば250,000円が返金されるのですが…
家賃70,000円の場合
保証金 350,000円-修繕費 100,000円-敷引き 140,000円(2ヶ月分)=110,000円
110,000円しか戻ってこない、という計算になります。
このように保証金には、敷金にはない独特のルールがあり、しっかりと理解しておかないと、無駄なお金を払うことになり、大損する可能性もあるのです。
とくに「東京から大阪」のように、地域をまたいで引っ越しをするときは、馴染みのない文化であることも多いので注意が必要。しっかり保証金について頭に入れたうえで契約内容を確認し、引っ越し準備を行いましょう。
引っ越し費用…一体どのくらいかかる?

このように家を借りるための保証金や敷金などの初期費用だけでなく、引っ越し業者に依頼する必要もあるため、引っ越しには想像以上にお金がかかります。
ではここで引っ越し料金の相場を見てみましょう。
単身 | 夫婦 | 家族 |
---|---|---|
7万円前後 | 10万円前後 | 20万円前後 |
時期によっても異なりますが、引っ越しには本当に莫大な費用が必要なんですね。
だから少しでも費用を安くしたい、そう思うのは当然のこと!
そこで!そのためにすべきことを次の項で紹介します!
これを参考にすることで、大きな負担となる引っ越し費用が、軽くなるかもしれませんよ!
すぐにやらないと引越しで大損する2つのポイント

↑引っ越しが決まったら、この2点はすぐにやりましょう。
特に「引っ越し料金の見積もり」は後回しにすると、本来は節約できたはずの数万円、下手すると数十万円の損になることも…

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